痴漢事件で現行犯逮捕されたものの、勾留請求却下を実現し、逮捕から約2日半後の早期の釈放を実現した事例
事案の概要
ご本人は、深夜の電車内で、他の乗客に対して、痴漢行為をした疑いで現行犯逮捕されました。
しかし、飲酒の影響で当時の記憶が全くない状況でした。
結果
本人の逮捕を知ったご家族から依頼を受け、その日のうちに本人と接見しました。
本人は会社員であり、配偶者や子もいる立場であることも踏まえると、可能な限り勾留されずに釈放されることが望ましい状況だったため、勾留阻止に向けた弁護活動を開始しました。
その後、勾留審査を行う裁判官と面接を行い、本人の事情や釈放後の家族の監督状況などを伝達し申入れを行った結果、勾留請求を却下する判断が得られました。
これにより、逮捕から約2日半後の早期釈放を実現することができました。
担当弁護士からのコメント
痴漢や強制わいせつ、盗撮事件などいわゆる性犯罪は、犯罪の中でも特に被害者に与える精神的ダメージが大きく、絶対に許されません。
今回のように飲酒の影響で前後不覚だったからというのも言語道断であり、全く理由になりません。
早期に釈放されたことは良かったと思いますが、以後、生活態度を改め、今回のような行為を2度と行わないようにしていただく必要があります。
今後被害者の方に対しては、誠心誠意お詫びし、被害者のダメージを少しでも和らげられるよう、誠意を尽くして参りたいと思います。
電車内での痴漢事件で、被害女性と早期の示談に成立し不起訴処分を得られた事例
事案の概要
痴漢(わいせつ)容疑で逮捕された男性の奥様よりご依頼を受けました。
男性は会社員であり、通勤途中の電車内で、乗車していた付近の女性のお尻を触ったという容疑で、目撃者に現行犯逮捕されました。
本人の痴漢容疑に間違いはありませんでしたが、長期間身柄拘束されることで、会社に発覚し解雇されてしまわないかをとても心配されていました。
結果
被害女性と早期に示談することに成功し、勾留期間満了前の早期釈放に成功し、ご本人は職場復帰することができました。 また、不起訴処分を得ることができました。
担当弁護士からのコメント
被害女性との示談成立が何よりも優先されるため、すぐさま捜査機関と連絡を取り、捜査機関の協力の下、被害者との示談交渉をすぐさま開始しました。このような性犯罪などの場合は特に、捜査機関は弁護士にしか被害者の連絡先を教えてくれません。
その後、被害者と面会し誠心誠意謝罪した上、示談交渉を行った結果、その場で示談が成立し、被害届の取下げにも同意いただいたきました。 その足で、検察官に必要書類を提出しに行き、無事に本人は釈放されました。勾留期間満了前の釈放でした。
その後、本人は家族に再犯しないことを誓い、職場にも復帰され、少しずつ以前の生活 をに戻られ、釈放後、しばらくして本人の不起訴が決定しました。
痴漢・わいせつ事件・盗撮事件などいわゆる性犯罪は、犯罪の中でも特に被害者に与える精神的ダメージが大きく、絶対に許されません。しかし、犯罪をしてしまった場合には、被害者の方に対し、誠心誠意お詫びし、被害者のダメージを少しでも和らげられるよう、誠意を尽くすことが重要です。そして、本人が真摯に反省し、またご家族や周りがサポートし、二度と同じ犯罪を繰り返さないことが重要となります。
電車内でのちかん事件で、被害女性との示談が成立した事例
事案の内容
電車内で座席に座り寝入っていた女性に対し、ちかん(わいせつ)行為をしてしまったとして、ご本人から依頼を受けました。
ご本人は容疑を認めており、被害女性に対し謝罪と賠償がしたいという強い意向でした。
結果
依頼を受けた後、すぐに警察に連絡し、被害者に謝罪と賠償を行いたい旨の意向を伝え、被害女性の了解を取って連絡先を開示してほしい旨要望いたしました。
しかし、被害女性は、本人には厳しい処罰を望む、本人の有利になるようなことには応じられない、たとえ弁護士であっても連絡は取りたくないという意向であり、連絡先を伺うことはなかなかできませんでしたが、警察に何度も申入れを行い、さらに送検後、検察官にも同様の申し出を行い、最初の申入れから3カ月ほど経過してようやく連絡先を伺うことができました。
被害者と連絡がつき、本人に代わっての謝罪と示談の申入れを行いましたが、被害女性の本人に対する処罰感情が非常に強く、示談交渉は難航しました。
途中、被害女性から、やはり示談には応じられないという発言も何度もありましたが、示談交渉と並行し、本人と再発防止に向けた取組みなどを協議しすでに実行中であったため、その取組み内容や本人の反省状況を伝え、誠意をもって交渉を続けた結果、なんとか示談に応じていただくことができました。
担当弁護士からのコメント
示談に応じていただけたことは本人にとって良かったと思います。
しかし、痴漢をはじめとするいわゆる性犯罪は、犯罪の中でも特に被害者に与える精神的ダメージが大きく絶対に許されません。
本人が二度と同じ犯罪を繰り返さないこと、そのためには再発防止に向けた取組みを今後も絶えず続けていくことが重要です。
私も弁護人として本人の今後の更生を見守って参りたいと思います。
電車内でのちかんの容疑で現行犯逮捕されたものの、その後、容疑が晴れ不起訴結果が得られた事例
事案の概要
本人は、帰宅途中の深夜の電車内で、座席に座って寝入っていたところ、隣に座っていた乗客から、痴漢行為をしたという追及を受け、そのまま途中駅で駅員に引き渡され現行犯逮捕されました。
接見の要請を受け、すぐに本人と接見し事情を確認したところ、本人としては、飲酒の影響で記憶にあいまいな点はあるものの、ちかん行為は絶対に行っていないと弁解されていました。
結果
本人の弁解に従い、担当検事と連絡を取り、被害者の被害証言の状況や、目撃者の有無、当時の映像画像など他に客観的な証拠があるのかどうかについて確認を取りました。
その結果、その当時、他に乗客は複数いたものの目撃証言は確保できていないものの、被害者が被害にあった際に撮影していた映像があるということが分かりました。
担当検事に対し、本人にはちかん行為をした覚えがないことを伝えた上で、容疑に間違いがないか、再度証拠に照らして詳しく検討してほしいと要請しました。
その結果、本人が酒に酔って寝入ってしまい、隣の乗客に頭がもたれかかるような形になってしまったところ、それを嫌がった隣の乗客からちかん行為をされたと追及を受け、その末に逮捕された可能性が高いということが判明しました。
そのため、最終的に不起訴という結果を得ることができ、本人の容疑は晴れました。
担当弁護士からのコメント
痴漢行為をはじめとしたいわゆる性犯罪は、各種犯罪行為の中でも被害者に与える精神的ダメージが特に大きく、絶対に許されません。
しかしながら、今回のケースのように、ちかんをしていないのに疑いをかけられ事件に巻き込まれるといったことが少なくありません。
飲酒をすること自体は何ら問題はありませんが、飲酒の影響で記憶があいまいになったり冷静な判断ができなくなり、思わぬ事件やトラブルに巻き込まれるということが少なくありません。飲み方には十分に注意いただければと思います。
ご家族・ご友人が痴漢事件で逮捕されたら一刻も早くご相談を
須藤パートナーズ法律事務所では、これまで池袋警察署をはじめ、東京都内の警察署や埼玉県内の警察署において、痴漢容疑で逮捕されている被疑者の刑事事件を取り扱い、1日も早い釈放の実現に向けて取り組んで参りました。
その結果、
☑検察官の勾留請求を阻止
☑裁判官に働きかけを行い、検察官の勾留請求の却下を実現
☑勾留期間の短縮を実現
☑処分保留のまま、暫定的に釈放を実現
することで、早期釈放を実現した実績が多数ございます。
刑事事件の対応には時間的限りがあり、最善の弁護活動をスピード感をもって行うことが特に求められます。
当事務所では、これまでの経験や実績に基づく弁護活動の質は当然のことながら、なりよりも対応のスピード感を重視し、可能な限りご依頼を受けたその日のうちに本人と接見し動き出すことをモットーにしております。 大切なご家族、ご友人が痴漢事件で逮捕されてしまった場合には、一刻も早く当事務所にお電話ください。
以下の記事も参考になさってください。