強制わいせつ事件で、被害女性との示談を早期に成立させ、刑事事件化する前に解決できた事例
事案の概要
ご本人は、性的サービスを伴わないマッサージ店に来店し、マッサージを受けていた最中に、マッサージをしていた女性スタッフに対し、わいせつ行為を行ってしまったとのことでした。
詳しく事情を伺ったところ、女性スタッフに対し、無理やり抱きつき、胸を触るなどのわいせつ行為を行ったとのことであり、女性スタッフから連絡を受けた店舗責任者が間に入り、店舗責任者を通じて、警察に被害届を出すと通告されている状況でした。
結果
事情を把握した上で、弁護士から、店舗責任者に電話連絡を行い、被害にあった女性スタッフ(被害女性)と直接示談交渉を行いたいと要望しました。当初、店舗責任者は被害女性が直接話すことを嫌がっており、代わりに交渉するように依頼を受けているからという理由で、被害女性への取次ぎを拒否していました。
しかし、弁護士から、店舗責任者と交渉はできないことを伝え、被害女性と直接話をしたいと再三説得した結果、被害女性と直接話をすることができました。
その後、被害女性と面会し、謝罪をした上で、示談に応じていただくことができました。被害女性はすでに警察に被害相談を行っている状況でしたが、被害届を出す前の状況でした。被害女性には、以後、被害届は提出しないということでご納得いただくことができたため、刑事事件化することなく解決することができました。
弁護士からのコメント
強制わいせつをはじめとするいわゆる性犯罪は、それにより被害者に与えるダメージが大きく絶対に許されるものではありません。
しかし、万が一、性犯罪をしてしまった場合には、被害者の方に対し、誠心誠意お詫びし、被害者に生じているダメージを少しでも和らげられるよう、誠意を尽くすことが重要です。
今回は、被害者の方にお許しいただき、示談に応じていただくことができましたが、被害者に生じた苦痛の大きさを十分に理解し、二度とこのようなことを行わないよう、真摯に反省していただきたいと思います。
強制わいせつ事件で、被害女性との示談を早期に成立させ刑事事件化することなく解決できた事例
事案の概要
ご本人は、深夜の路上で、酒に酔ってフラフラしている状態の被害女性を発見し、当初、被害女性を介抱しておりました。
そのうちに、この機会に被害女性の胸や身体を触りたいという気持ちが芽生え、介抱するかたわら不必要に被害女性の身体を触っていたところ、現場を通りかかった被害女性の友人により警察に通報されました。
結果
ご本人から須藤パートナーズ法律事務所に連絡が入り、相談をお受けした結果、当事務所で本件の解決のご依頼を受けることとなりました。
すぐさま弁護士から警察に連絡を行い、被害者側の連絡先を教えてもらい、被害者側との示談交渉を行いました。
被害女性側は、酔っ払って前後不覚の状態の中でわいせつな被害を受けたという恐怖から、当初は、示談をすることに大きな抵抗がある様子でした。
しかし、その後も、粘り強く協議を続けた結果、最終的に示談に応じていただくことができました。 被害者側から警察に対する被害届が提出される前に示談できたため、その後、刑事事件化することなく解決することができました。
弁護士からのコメント
酔っ払っている方を介抱するだけであればもちろん何ら問題がありませんが、そのすきに乗じて不必要に人の身体に触れたり、わいせつな行為を行うということは絶対に許されません。
しかし、万が一、そのような行為をしてしまった場合には、被害者の方に対し、誠心誠意お詫びし、被害者に生じているダメージを少しでも和らげられるよう、誠意を尽くすことが重要です。 ご本人には、被害者に生じた苦痛の大きさを十分に理解し、二度とこのようなことを行わないよう、真摯に反省していただきたいと思います。
いわゆる風俗トラブル(強制わいせつ事件)で、店舗及び被害女性との交渉の上、刑事事件化することなく解決できた事例
事案の概要
ご本人は、いわゆるメンズエステ店に客として来店し、代金を支払いサービス利用を申込み、開始前に誓約違反行為に対する高額の罰金(損害賠償金)が記載された誓約書に署名をしました。
その後、マンションの一室でエステサービスを受けていた際に、施術を行っていた女性スタッフの身体を触ろうとして止めるよう静止されたにも関わらず、胸や下腹部に触るというわいせつな行為を行いました。
女性スタッフから連絡を受けた店舗責任者が駆けつけ、誓約書違反であると追及され、誓約書に記載されていた罰金を支払うよう要求されました。
ご本人にはそれを支払う経済力がなかったため、その場で家族に助けを求める連絡が入りました。
その家族から当事務所に連絡が入り、当事務所が本件の解決の依頼を受けました。
結果
弁護士からすぐさま本人に電話連絡を入れ、本人にも解決方針を伝え了承をいただいた上で、現場にいる店舗責任者に電話を代わってもらいました。
須藤パートナーズ法律事務所が本人に代わり、本件の解決にあたることや当事務所の連絡先をお伝えの上、まずは速やかに本人を解放するように伝えました。
店舗責任者は抵抗する姿勢を示し、この場で示談金を支払わないのではあれば警察に通報して被害届を出すなどと述べておりましたが、その後店舗の経営者とも電話交渉を行なった末、本人は無事解放されました。
その後、店舗側に通知書を送り、店舗ではなく直接被害に遭われた女性スタッフとでなければ示談交渉はできないことや、事前に署名した誓約書は本件の諸状況等から有効ではないと考えるため誓約書に従った支払いはできない旨を伝え、被害女性との示談交渉を行った結果、刑事事件にならず無事解決するに至りました。
弁護士からのコメント
メンズエステという形態では性的サービスの提供は禁じられており、施術者に対して、性的行為をすることは許されておりません。
実際には、施術者がサービス利用者に性的興奮を覚えさせるような過激な衣装を着用したり、中には有料で性的サービスを行ったりするメンズエステ店も存在するのが実情であり、線引きが曖昧な部分はあると思われます。
しかしながら、いずれにせよ、施術者の同意がなく嫌がっているにも関わらず、性的行為を行うということは許されません。
ご本人には、強制わいせつをはじめとするいわゆる性犯罪が、それにより被害者に与えるダメージが大きいことを改めて認識し、二度とこのようなことを行わないよう、真摯に反省していただきたいと思います。
【強制わいせつ】【監禁】勾留満期日前の被害者との示談を成立させ、検察官の勾留延長請求を撤回させ早期釈放を実現した事例
事案の概要
被疑者は、深夜のカラオケ店において面識のない被害者を個室トイレ内に誘い入れ、突然抱きつきわいせつ行為をしたとのことで、強制わいせつ及び監禁の容疑で逮捕勾留されました。
ご家族から接見要請を受けたため、すぐに被疑者と接見し詳しく事情を確認したところ、被疑者は当時かなり泥酔した状態だったため、細部の記憶にあいまいな点はあるものの、容疑に間違いはないとのことでした。
結果
須藤パートナーズ法律事務所において刑事弁護の依頼を受けました。
本件では、可能であれば一刻も早く被害者側との示談を成立させることが求められる事案でした。
そのため、すぐに担当検察官と連絡を取り、被害者側の了解を得て、被害者側の連絡先を教えてもらい、被害者側との示談交渉を開始しました。
被害者側としては、示談に応じ一定の金銭賠償を受けることで被疑者が処罰されなくなってしまうことにかなりの抵抗がある様子でした。そのため、示談交渉はかなり難航しましたが、被害者側の指定場所に出向いての示談交渉を重ねた結果、最終的に示談に応じていただくことができました。
この間、検察官に被害者側との示談交渉の進行状況を伝え、仮に勾留期間満了前に示談の具体的目途が立った場合には、勾留延長請求を取りやめ釈放してもらえるよう申入れを行っておりました。
その結果、幸いにも勾留期間満了前に示談を成立させることができ、検察官に勾留延長請求を撤回してもらい、勾留延長されず釈放を実現しました。
弁護士からのコメント
当時被疑者は酒に酔い泥酔状態だったとのことですが、今回の行為は絶対に許されません。
しかし、万が一、今回のような行為をしてしまった場合には、被害者に対し誠心誠意お詫びし、生じているダメージを少しでも和らげられるよう誠意を尽くすことが重要です。
被疑者には、自身の行為により被害者に生じた苦痛の大きさを十分に理解し、二度とこのようなことを行わないよう、生活態度を改め、真摯に反省していただきたいと思います。
ご家族・ご友人が強制わいせつ事件で逮捕されたら一刻も早くご相談を
須藤パートナーズ法律事務所では、これまで池袋警察署をはじめ、東京都内の警察署や埼玉県内の警察署において、強制わいせつ事件や痴漢事件等の容疑で逮捕されている被疑者の刑事事件を取り扱い、1日も早い釈放の実現に向けて取り組んで参りました。
その結果、
☑検察官の勾留請求を阻止
☑裁判官に働きかけを行い、検察官の勾留請求の却下を実現
☑勾留期間の短縮を実現
☑処分保留のまま、暫定的に釈放を実現
☑起訴後、速やかな保釈を実現
することで、早期釈放を実現した実績が多数ございます。
刑事事件の対応には時間的限りがあり、最善の弁護活動をスピード感をもって行うことが特に求められます。
当事務所では、これまでの経験や実績に基づく弁護活動の質は当然のことながら、なりよりも対応のスピード感を重視し、可能な限りご依頼を受けたその日のうちに本人と接見し動き出すことをモットーにしております。
大切なご家族、ご友人が痴漢事件で逮捕されてしまった場合には、一刻も早く当事務所にお電話ください。
強制わいせつ事件及び痴漢事件について、それぞれQ&A解説をしておりますので、こちらのページもご覧ください。