児童買春の容疑で刑事事件化したものの、被害者との示談を成立させ、不起訴処分を得た事例
事案の概要
本人は、SMSで知り合った当時16歳の女性と現金の支払いを約束して性交渉を行ったところ、後日警察に発覚し事件となりました。
結果
ご本人から刑事弁護の依頼を受け、被害者に対する謝罪と賠償(示談)を行うため、捜査機関に対し、被害者のご両親と連絡を取りたい旨を要望しました(被害者本人が未成年のため)。
警察段階では、当該要望に応じてもらえませんでしたが、送検後、担当検事に再度依頼した結果、被害者のお母様の了承が取れ、被害者の母と連絡を取ることができました。
被害者のお母様は、加害者に対する怒りの気持ちが強く交渉は難航しましたが、連絡を重ねるうちに少しずつ加害者の反省と謝罪の気持ちを理解いただけるようになってきました。最終的に弁護士と直接面会することに同意いただき、直接面会して謝罪と賠償の提案をした結果、示談に応じていただき、加害者の刑事処罰を求めないということでお許しいただくことができました。 その結果、本人は不起訴処分を得ることができました。
担当弁護士からのコメント
児童買春事件は、まだ判断能力が十分でない18歳未満の児童に対し、対価の支払いを約束して性交渉等をするというものであり、許されない犯罪行為です。
しかし、万が一、児童買春をしてしまった場合には、被害者及び被害者のご両親に対し、誠心誠意お詫びし、精神的ダメージを少しでも和らげられるよう、誠意を尽くすことが重要です。
今回は、被害者のお母様にお許しいただき、示談に応じていただくことができましたが、ご本人には、二度とこのようなことを行わないよう、真摯に反省していただきたいと思います。
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